2007年9月21日(金)「しんぶん赤旗」
米軍機墜落事件から30年
安保・憲法を問う
横浜で写真展
横浜市緑区(現青葉区)の住宅地に米軍機が墜落し、二人の幼児が亡くなり九人が重軽傷を負った事件から三十年を機に、事件を語り継ぐための写真展が緑区役所など市内六カ所で開かれています。「9・27米軍ジェット機墜落事件30周年行事実行委員会」主催。二十九日まで。入場無料。
写真展では、事件当時の現場の様子や、幼子の母親で自らも被害を受け一九八二年に亡くなった土志田(旧姓・林)和枝さんの闘病、被害者で米兵と国を相手に裁判をたたかった椎葉悦子さん家族の記録などを展示しています。日米安保条約や憲法、平和について問い直す内容です。
同実行委では、二十九日(土)午後一時から、三十年メモリアル集会を横浜市青葉区の山内地区センターで開きます。参加費五百円。連絡先は、新婦人青葉支部=045(913)1639まで。