2007年9月17日(月)「しんぶん赤旗」
9人全員勝利へ意気高く
東大阪市議選告示 長尾前市長が応援
大阪府の東大阪市議選(定数四十六)が十六日告示(二十三日投票)されました。日本共産党は、現有四議席から九人が立候補。定数四減のなか五十二人が立候補し、六人はみ出しの少数激戦となっており、日本共産党の九人が全員当選できるかどうかが最大の焦点です。
日本共産党の各候補は事務所前などで「長尾市長に道理のない不信任を出した自民党・公明党に厳しい審判を下そう。同和予算にメスを入れるなど無駄を削って市民の暮らしを守る市政の前進のために全力でがんばります。道理ない不信任を繰り返させない議会をつくるため、日本共産党の九人を必ず議会に送ってください」と第一声をあげました。
各候補の出発式には、石井いく子副委員長・衆院議員、こくた恵二国対委員長・衆院議員、吉井英勝衆院議員、山下よしき参院議員が応援にかけつけ「全国が注目する選挙。自公政治のもとで市民の暮らしは深刻です。日本共産党の九人の全員当選で、新しい政治の流れをこの東大阪からつくろう」と訴えました。
長尾淳三前市長は日本共産党候補の応援にたち、「市政の主人公は市民。市民の良識の力が新しい政治をつくり出す」と十月の市長選での勝利の決意も込めました。
他党は市長不信任の言い訳をしつつ、「今の共産党市政ではどうにもならない」(自民党)、「共産党は人の意見は聞かず、いつも正しいという独善の党」(公明党)などと反共攻撃を繰り返しました。
党九候補は次のとおり。浜正幸(55)、長岡よしかず(38)、しま倉久美子(52)、上原けんさく(42)=以上現=、うち海公仁(51)、秋月秀夫(57)、しおた清人(51)=以上前=、みわ秀一(52)、あさの耕世(28)=以上新=。