2007年9月15日(土)「しんぶん赤旗」
地下鉄談合
摘発企業から6800万円
名古屋市発注の地下鉄工事をめぐる談合事件で、独占禁止法違反の罪で名古屋地検に起訴された、ゼネコンなど五社が自民党の政治資金団体「国民政治協会」に行った献金が、六千八百万円にのぼることが明らかになりました。
献金していたのは、名古屋市発注の地下鉄工事で談合し、法人と担当者が独禁法違反(不当な取引制限)で起訴された大林組、鹿島、清水建設の大手ゼネコン各社と、奥村組、前田建設工業の五社。
最も献金が多かったのが清水建設で千九百五十万円。鹿島、大林組などのスーパーゼネコンが続いています。
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