2007年9月14日(金)「しんぶん赤旗」
大阪知事選
梅田氏が出馬表明
憲法が暮らしに輝く府政を
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来春早々の大阪府知事選で、日本共産党も加わる「明るい民主大阪府政をつくる会」は十三日、弁護士の梅田章二氏(56)を候補者として擁立すると発表しました。梅田氏は同日、「明るい会」と確認書をかわし、出馬表明しました。
梅田氏は前回に続く出馬。「現府政は小泉構造改革の忠実な大阪版であり、その結果、この三年半で貧困と格差がいっそう拡大し、府民の暮らしは全国でもワーストクラスに入っている。住民の生活を守るという地方自治体の最低限の使命を放棄し、府民不在の府政をすすめてきた」と指摘。二十五年間の弁護士活動の実感からも「ただちに政治に温かさを取り戻さねばならない」とし、「心通う温かい府政、暮らしを守り、憲法が暮らしのすみずみに輝く大阪府をつくるため、ぜひともがんばりたい」と決意をのべました。
梅田氏の略歴 大阪府生まれ。京都大学卒。二〇〇四年、知事選挙立候補。現在、大阪憲法会議副幹事長、日本国際法律家協会関西支部長など。イラク自衛隊派遣差止訴訟弁護団、原爆症認定訴訟弁護団などを担当。