2007年7月27日(金)「しんぶん赤旗」
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政治を動かす党の力
「政治を変えたい」。模索する思いにぴったりなのは、日本共産党です。これまでにも、国民の切実な願いを背景に、現実政治を動かしてきました。この党が伸びれば、政治は必ず変わります。
年金 党提案 政府も導入
「国が持つ年金記録を、ただちに一億人の国民に送るべきだ」―日本共産党の提案を、安倍晋三首相も「一理ある」と認め、実現に向け動きだしました。
年金制度の改革については、緊急策として、二十五年加入しなければ一円ももらえない今の仕組みを改め、せめて欧米なみの十年にすることを提案しています。与党も「検討」を表明しました。
残業 不払い852億円是正
無法な「サービス残業」(ただ働き)や「偽装請負」など、雇用の最低限のルールさえ守らない企業の実態があります。
日本共産党は、働く人たちの告発をもとに「サービス残業」を国会で二百八十回以上も追及。政府に是正の「通達」を出させ、この五年間で八百五十二億円分の不払い残業代を支払わせました。「偽装請負」でも直接雇用の道を開きました。
事務所費 政権ゆさぶる追及
内閣中枢の官房長官にも使途不明金――相次ぐ閣僚の「事務所費」疑惑は、昨年来の日本共産党の追及と「しんぶん赤旗」のスクープで明るみに出たものです。「全容を解明せよ」「領収書を公表せよ」と迫る日本共産党の徹底追及は、安倍政権をゆさぶり、幕引きを許さない力となっています。「共産党の調査能力ってたいしたもんだね。新聞やテレビも少し見習ってほしい」(雑誌『ダカーポ』七月四日号)との評価も。
草の根 実績もふんだんに
日本共産党の支部は二万四千を超え、地方議員は三千百人超で第一党です。草の根のネットワークの力で、数々の実績をあげています。
介護保険料の減免制度は五百五十五自治体で実現。子どもの医療費無料化は全都道府県で実現し、さらにひろがっています。少人数学級や国保料引き下げなど、自治体で実現してきた国民の願いを、今度は国の制度に―この願いを託せるのが日本共産党です。
国会 議席増で緊張感が
日本共産党の議席が一つ増え、十議席になれば、志位委員長が党首討論で直接、安倍首相に迫ることができます。二つ増えれば、国民の願いを法案として提案できます。
改憲手続き法推進などでなれあう「二大政党」中心の国会運営では、緊迫した討論も期待できません。日本共産党の議席増で、「緊張感いっぱい、スリル満点の国会」になることは間違いありません。