2007年7月24日(火)「しんぶん赤旗」
350カ所 戦争で汚染
環境相訴え 劣化ウラン弾被害
イラク
【カイロ=松本眞志】イラクのオスマン環境相は二十二日、エジプトの首都カイロで開かれたアラブ連盟主催の経済・環境会議後の会見で、米軍の使用した化学兵器や劣化ウラン弾によって国内三百五十カ所が汚染されたと発言しました。
エジプト紙アルアハバル二十三日付によると、オスマン氏は、米軍が〇三年にイラクを攻撃した際に劣化ウラン弾を使用したと証言。汚染された大気や水を浄化する環境保全技術や経験を得るために、イラクが将来、国際的な協定に加わる意思があると主張しました。
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