2007年7月23日(月)「しんぶん赤旗」
米作戦で住民18人死亡
イラク
【カイロ=松本眞志】イラク駐留米軍は二十日から二十一日にかけて、首都バグダッドや北部の都市モスルで軍事作戦を展開し、住民十八人が死亡しました。
イラクの独立系通信社「イラクの声」によると、米軍は二十日にバグダッド北東部のアルフセイニヤ地区をヘリコプターで空爆。十七人が死亡し、六人以上が負傷しました。女性や子どもの遺体が、がれきの下にあるといいます。住民らは「米軍部隊が二十一日早朝、地区内に侵攻し、住民多数を拘束した」と同通信に語りました。
モスルでも二十日、米軍が市の南東部を空爆し、住民一人が死亡、五人以上が負傷しました。
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