2007年7月13日(金)「しんぶん赤旗」
米軍が村を空爆
市民4人が死亡、12人負傷
イラク北部
【カイロ=松本眞志】駐イラク米軍は十一日、イラク北部ニナワ州都モスル西郊の村をヘリコプターで空爆し、市民四人が死亡、十二人が負傷しました。イラク独立系通信社「イラクの声」が同日報じました。
カタール紙アルラヤは同日、米軍が首都バグダッド南郊の村を攻撃したことに抗議するイスラム教スンニ派のイラク・イスラム聖職者協会の声明を紹介しました。米軍が七日にハジモナシュド村を空爆し、市民三十人が死亡、十人以上が負傷したとしています。声明は、「占領の醜悪さを示す、卑劣な犯罪行為」と米軍の行為を非難しました。
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