2007年6月15日(金)「しんぶん赤旗」
歯科医療の危機打開へ
全国保険医団体連合会が集会
全国保険医団体連合会は十四日、「6・14歯科医療危機打開国会内集会」を参院議員会館で開きました。歯科医師ら医療関係者、衆参国会議員ら二百五十人余が参加し、政府が計画している歯科診療報酬改定にたいして「歯科保険医療は壊滅的な打撃を被る」と批判する集会決議を採択しました。
決議は「歴代政府の歯科保険医療軽視政策に加えて、昨年四月の歯科医療報酬改定が追い討ちをかけた」と指摘。「将来の歯科保険医療確保が危ぐされる」として、来年の歯科診療報酬改定では(1)マイナス改定をやめる(2)歯科疾患総合指導料の廃止―などの八項目の実現を求めています。
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