2007年6月15日(金)「しんぶん赤旗」
9条守るカギは参院選
女性演説会で吉川議員訴え
大阪
平和、暮らし、民主主義守れの女性の願いを集め、なんとしても参院選で日本共産党の躍進をと十四日、吉川春子参院議員を招いての女性演説会が大阪市内で開かれました。あいにくの雨にもかかわらず七百五十人が集い、吉川議員や各候補の訴えに共感の拍手がわきました。主催は日本共産党大阪府委員会と同大阪女性後援会。
吉川議員は、企業献金をうけとり、財界のもうけのために労働法制の規制緩和を推進し、最低賃金以下の収入の労働者をつくりだしてきた政府と民主党の実態を告発。また「慰安婦」問題などにふれながら、安倍晋三首相のいう「戦後体制からの脱却」は戦前への逆戻りであることをのべ、「『美しい国』とは戦争しない国のことです。憲法九条を守りぬくカギは夏の参院選です。女性のパワーで勝ち抜いて再び山下さん、宮本さんを国会へ送り返しましょう」と訴えました。
近畿を駆けまわる山下よしき参院比例候補が「この党の議席をのばしてこそ憲法改悪のたくらみへの一番の痛打になります。必ず勝ちます」と決意を表明。
宮本たけし大阪選挙区候補は「山下さんとの最強コンビで、最悪コンビの自公の悪政、打ち破らせてください」と訴え。それぞれ大きな拍手に包まれました。
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