2007年6月4日(月)「しんぶん赤旗」
蕨市長に頼高氏
埼玉初の共産党員首長
自公推薦候補を破る
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埼玉県蕨(わらび)市長選は三日投開票され、フレッシュみんなの会の頼高英雄氏(43)=新=が一万七千八百十五票(得票率55・11%)を獲得、自民、公明両党推薦の庄野拓也氏(38)=新=(一万四千五百六票)を三千三百九票差でおさえ初当選しました。
日本共産党は会と共同して頼高氏勝利のため奮闘しました。頼高氏は、一九九一年から日本共産党市議を三期つとめました。埼玉県での党員首長ははじめてです。
頼高氏は、三十二年間の保守長期市政のしがらみ脱却を訴え、JR蕨駅西口再開発の見直しや国民健康保険税などの連続負担増計画中止、市民参加の市政運営をかかげ、共感を広げました。
当選の報を聞き、頼高氏は選挙事務所で「蕨を変えようという市民の思いの勝利です」とのべ、公約実現への決意を語り、大きな拍手をうけました。