2007年5月9日(水)「しんぶん赤旗」
米イラク政策誤り
駐ヨルダン米大使が批判
【カイロ=松本眞志】ヨルダン紙アルアラブ・アルヨウムは七日、同国に駐在する米国のデビッド・ヘイル大使がブッシュ米政権のイラク政策を批判したと報じました。
ヘイル氏は、ヨルダン南部の都市マアーンのフセイン大学で講演し、学生らと対話。「イラクの否定的情勢は米国の政策の誤りを反映しており、米国が正しい方向に向かっていないことを証明している」と語りました。同氏は一方で、現在米軍がイラク政府と共同して誤りを正そうと試みているとも述べています。
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