2007年5月5日(土)「しんぶん赤旗」
改憲手続き法阻止へ
7日から全国行動
共同センター
自民、公明の与党は改憲手続き法案の五月中旬の成立強行を狙っており、七日からの連休明けがたたかいの最大のヤマ場となります。全労連などでつくる憲法改悪反対共同センターは、七日から十一日の一週間、全国で一気に宣伝を広げ、八日からは連日の国会前座り込み行動などを呼びかけています。
法案をめぐっては、七日に札幌、福岡市で地方公聴会が同時開催され、八日に参考人質疑がおこなわれるなど異常なスピードで審議が続いています。最低投票率やコマーシャルの問題、公務員・教員の運動規制など法案は不公正・非民主的な内容で、課題が山積しています。しかし、与党は連日の審議で採決に持ち込もうという構えです。慎重審議を望む国民との間で矛盾がますます広がっています。
共同センターは、加盟団体に緊急の呼びかけを発表。(1)ファクスやメールなどでの政党、議員への要請(2)七―十一日を集中一斉宣伝週間とし、全国での宣伝を展開(3)緊急集会・デモの実施―などを訴えています。八―十一日には、午前十一時から午後三時まで連日の国会前座り込み行動を実施します。
十日午後六時半からは、東京・日比谷野外音楽堂で「改憲手続き法阻止!中央決起集会」を開催します。教育改悪三法案や米軍再編推進法案など諸悪法を許さないと開かれるもの。共同センター、国民大運動実行委員会、埼玉、東京、千葉、神奈川の共同センター、埼玉憲法会議の主催です。集会後、国会まで請願デモをします。
また憲法改悪阻止各界連絡会議は、市民の呼びかけで八日に国会前で行われる「STOP!改憲手続き法案 国会へ行こうアクション」(午後六時半から)への参加を呼びかけています。
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