2007年4月24日(火)「しんぶん赤旗」

憲法擁護 全国民的運動に

全国革新懇が代表世話人会


 全国革新懇は二十三日、代表世話人会を開き、いっせい地方選結果や五月十二日に開かれる第二十七回総会の準備について議論しました。

 いっせい地方選の議論では、住民の「貧困と格差」が拡大し、国民健康保険料や介護保険料をどうするかということが切実な問題となっており、住民の怒りが選挙に反映した大阪の例が紹介されました。

 長崎市長の銃殺事件では、暴力で問題を解決しようという世相をつくりだす背景に、ブッシュ大統領のイラク侵略戦争やそれに追随するタカ派の安倍政権の姿勢があるとの批判がありました。「戦後レジームからの脱却」を掲げる安倍政権のタカ派強硬姿勢についても「従軍慰安婦」問題に見られるように内外で矛盾を広げていると指摘されました。

 参院段階での審議がはじまった改憲手続き法案については、最新の世論調査を引きながら、最低投票率の規定もない法案は廃案にせよというのが世論の動向だという意見がだされました。また、改憲手続き法案反対の全国革新懇ステッカーが大規模に活用されていることが紹介され、憲法擁護の運動を全国民的規模に広げようと訴えられました。



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