2007年4月11日(水)「しんぶん赤旗」
新赤坂議員宿舎問題
穀田氏、各党協議を提起
衆院議運委理
日本共産党の穀田恵二議員は十日の衆院議院運営委員会理事会で、衆院新赤坂議員宿舎(東京都港区)について逢沢一郎議運委員長が入居を促す談話を発表したことをうけ、新赤坂議員宿舎問題での党の見解(要旨)を述べました。
一、議員宿舎は、全国各地から選出される国会議員が国民の代表として議員活動をおこない、年間二百日をこえる会期中、その職責をはたしていくうえで、必要不可欠の施設である。
一、赤坂宿舎の建て替え問題について、わが党は、二〇〇〇年ごろ、議院運営委員会で築年数や耐震性から建て替えが議論になった際に、建て替えを行わず補強で対処できないか、建て替える場合は国民の理解の得られる簡素なものとすべきことを主張した。
また、〇二年に新赤坂宿舎の建設が決定された際には、議員宿舎の管理運営を民間業者にゆだねるPFI方式で建設することなどを理由に反対の態度をとり、その後、建設予算の計上に一貫して反対してきた。
一、現時点で重要なことは、議員宿舎の使用料について、「安すぎる」という国民的な批判の声をふまえ、見直しについての各党協議、議運委での議論を行うことである。そのことをあらためて呼びかける。