2007年4月6日(金)「しんぶん赤旗」
護憲から改憲 「変更は公明党だけ」
赤松議員“自認”に失笑
公明党の赤松正雄議員は五日、衆院憲法調査特別委員会の中央公聴会で「かつて護憲という立場をとっていて、いま『加憲』とはいえ改憲の立場に変更したのは公明党だけだ」と述べ、同党の改憲政党への変ぼうぶりを認めました。
赤松氏は、さらに「自民党と政権を組んでこういうことにかかわっているのは、私に言わせれば『虎穴に入らずんば虎子を得ず』、非常に正直、勇気のある行為をやっていて、ぜひ評価してほしい」と居直りました。
「虎穴に入らずんば…」とは、危険をおかさないと大きな利益を得られないとの例えですが、公明党の「利益」とは政権にありつづけること。「危険」に入りこむ「勇気を評価せよ」とのあつかましい発言に、失笑がもれました。
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