2007年3月30日(金)「しんぶん赤旗」

県民の不安解消を

胴体着陸事故 衆院国交委で質疑

穀田議員


 衆院国土交通委員会で二十八日、高知空港での全日空ボンバルディア機胴体着陸事故などを踏まえ、航空安全問題の参考人質疑が行われました。

 以前から不具合が相次いでいたボンバルディア機に県民が大きな不安を抱いています。

 日本共産党の穀田恵二議員は、高知県知事や県議会、南国市議会が、「代替機材の導入を含む万全な指導監督」を求めていることを紹介し、対応をただしました。国交省は、「不具合部分を改善したので安全」との認識を示しました。

 これに対し、参考人の杉浦一樹氏(航空アナリスト)は、「県民に納得してもらうのは難しい。(代替機導入など)踏み込んだ対応をしないと理解されない」と意見を述べました。


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