2007年3月9日(金)「しんぶん赤旗」
与党、22日公聴会狙う
改憲手続き法案
中山太郎衆院憲法調査特別委員長(自民党)は八日、同日開催を予定していた委員会が流会となったのを受けて会見し、「今月もまだ(日程には)余裕がある。今日は混乱を避けるために(流会を)決断した」とのべ、引き続き改憲手続き法案の月内衆院通過を目指す意欲を示しました。
同席した保岡興治自民党筆頭理事は「一週遅れになったが二十二日に公聴会開催とし、十五日には公聴会の日程だけでなく法案の審議も進めたい。遅れは取り戻せる」などとのべました。
船田元・理事は、与党案と民主党案の相違点はほとんどなくなっていることを強調する一方、公聴会が終われば与党単独修正案を提出する意向を示しました。また、九日に自民党の衆参憲法調査特別委員会の理事のメンバーで五月三日までの成立をにらんで日程協議を行うとしました。