2007年2月22日(木)「しんぶん赤旗」
9条守ろう署名35万余
各団体が国会請願行動
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「軍事費を削って暮らしと福祉・教育の充実を!国民大運動実行委員会」は二十一日、国会請願行動をおこない、憲法改悪や消費税増税に反対する署名を提出しました。三百人を超える参加者は、改憲手続き法案の廃案や、労働法制改悪、米軍基地再編関連法反対などを求め、平和と暮らしを守る決意をのべました。
議員要請をした医療生協さいたまの男性(72)は「平和憲法は改悪させてはならない。消費税は、選挙が終わったら増税しようとするなど国民をばかにするもの」と憤慨していました。
これに先だって憲法改悪反対共同センターは、「九条を守ろう」と三十五万余の請願署名を衆院議員面会所に持ちよりました。
署名を前に新婦人の高田公子会長が、戦争をする国に改憲する手続き法案(国民投票法案)の成立をねらう自民・公明党を批判。「署名には平和を守る一人ひとりの誓いがこもっている。共同の力で改憲手続き法案を廃案に追い込もう」と呼びかけました。
参加団体の代表は「いまこそ憲法を守る先頭に立つ」(自治労連)などと決意をのべました。
日本共産党国会議員団から石井郁子、穀田恵二、塩川鉄也の各衆院議員、吉川春子、井上哲士、仁比聡平の各参院議員が参加し、激励しました。