2007年2月3日(土)「しんぶん赤旗」
労政審答申
新法創設に値せず
全労連が抗議の談話
全労連は二日、労働政策審議会が「ホワイトカラー・エグゼンプション」(労働時間規制の除外制度)導入などを盛り込んだ労働基準法改定案と労働契約法の法案要綱を妥当とする答申を出したことに抗議する小田川義和事務局長の談話を発表しました。
労働者の意向を無視した制度づくりは「労働者を保護するはずの所管官庁としてあってはならない」と批判。労働契約法も有期雇用や労働者扱いされない個人事業主問題など重要課題が取り残されており、「新法創設に値しない」と指摘、労働法制改悪阻止に全力をあげると表明しています。