2007年1月29日(月)「しんぶん赤旗」
インターネットのいま(4)
掲示板に書き込み次々
ホワイトカラー・エグゼンプション
国民からの批判の強さに驚き、安倍首相が、今国会への提出を見送るつもりの「ホワイトカラー・エグゼンプション」法案。長時間労働野放し、残業代ゼロという内容が、インターネット上でも、大きな反響をよびおこしています。
ネット掲示板で、昨年末、日本共産党の小池晃参院議員・党政策委員長がおこなった国会質問を紹介した書き込みが登場。それにたいして次々と書き込みが続きました。
「マイナス114万円だって?!」
「共産党はGOD」
「500万くらいしかのこらねーじゃねえか」
「参議院選で自民に相当痛い目を見てもらうしかないだろ」
「114万カットだと6000万円切るな。まあ別にいいけど」
「なめるなっこちとら年収116まんじゃ」
「もう共産党に投票するしかないな」
「とりあえず、経団連をどう潰(つぶ)そうか? この組織があるかぎり、日本に未来はない」
「共産党は代弁者として最適だな。代弁者としては」
「おいおいおい。年収16マンになっちまうよ」
「ただで残業させれる企業側に有利だよな。残業しなければクビだろうし」…
夜十時からはじまったやりとりは、三十分にわたって掲示板でくりひろげられました。途中、「民主党案では残業代戻ってくるよ」という書き込みもありましたが、リアクションはないまま、のべ七十三人が参加した討論は終了しました。
「ホワイトカラー・エグゼンプション」というキーワードで検索をかけて、日本共産党のホームページや「しんぶん赤旗」記事を訪れる人も急増。「しんぶん赤旗」記事「日本共産党 知りたい聞きたい ホワイトカラー・エグゼンプションって?」は、検索サイトのヤフーで第一位、グーグルで第七位にランクインしました(一月二十五日現在)。ひきつづき、国民の熱い視線が注がれています。
(つづく)