2007年1月19日(金)「しんぶん赤旗」
常任世話人会を開催
消費税なくす会 元日行動など報告
消費税をなくす全国の会は十七日、東京都内で常任世話人会を開きました。
会議では、昨年末の「消費税法強行採決十八年 怒りの日」行動に百をこえる草の根の会が立ち上がり、新年も元日から各地で連続的に宣伝していることが報告されました。
神奈川・港南の会と南区の会の宣伝では、一時間で二百八人の入会署名が集まるなど、各地で署名数が増えています。参加者から、「大企業には減税、庶民には増税」という悪政への怒りが、政府税調会長の不適切な豪華官舎入居や閣僚の事務所費などをめぐる疑惑など、税金の不当な使われ方への批判と相まって、幅広い層に広がっていると発言されました。
「消費税増税不要論」など一部報道は、「選挙目当ての国民だましの煙幕」と討論。増税勢力が、国民の世論と運動を恐れている反映だと確信を持つとともに、政府・財界の「参院選後に税率アップの具体化を」のシナリオは何ら変わっていないことを見抜き、国民の力で争点に押し上げ、選挙で「消費税増税は断念」の結果を出すことが重要だと議論されました。
会議では二十四日の一斉行動を成功させることを確認。さらに、春闘や「3・13重税反対行動」、「4・1行動」を結節点に、「増税への怒りを一票に示そう」「選挙では『増税ノー』『消費税ノー』の議員・政党を議会に」の宣伝・対話を広げ、「会」の紹介リーフレットを力に会員拡大・会づくりをすすめることを話し合いました。