2002年12月15日(日)「しんぶん赤旗」
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在韓米軍の装甲車による女子中学生れき殺事件の抗議行動を取材してきたカメラマンたちが抗議行動に乗り出しました。十二日、ソウルの米大使館前は抗議の声を上げるカメラマンと、それを撮影するカメラマンがこん然一体となりました。
「米軍事法廷の無罪判決は無効だ」「ブッシュ米大統領は遺族に公開謝罪せよ」「在韓米軍地位協定を改定せよ」―新聞、雑誌、通信社のカメラマン、フリーランサーが叫びました。
フランスの写真通信社に所属する成南勲さんが百三十九人のカメラマンが署名した声明を朗読しました。「私たちにとって、カメラは歴史を記録する道具であり、権力に対抗する武器だ。しかし、きょうはカメラを置き、米国のごう慢な態度に警告する」 (ソウルで面川誠写真も)