2002年11月21日(木)「しんぶん赤旗」
日本共産党国会議員団は二十日、企業・団体献金禁止法案、政党助成法廃止法案、天下り禁止法案と、永住外国人に地方参政権を付与する法案を参院に提出しました。
企業・団体献金禁止法案は、企業・業者団体や労働組合などの政治献金を全面禁止するために政治資金規正法を改正するもの。脱法行為を許さないために、企業・団体による政治資金パーティー券の購入も禁止しています。
政党助成法廃止法案は、国民の税金を政党が分け取りし、政党支持の自由をふみにじる憲法違反の政党助成制度を廃止するものです。
天下り禁止法案は、国の機関と密接に関係する営利企業、業者団体、特殊法人、認可法人、外郭団体への高級官僚の天下りを無期限に禁止するものです。
また、永住外国人地方参政権法案は、永住外国人に地方自治体の首長、議員選挙の選挙権と被選挙権を与えるものです。
日本共産党は、同様の法案を前通常国会でも提出していました。