2002年11月18日(月)「しんぶん赤旗」
福島県川俣町長選挙は十七日投・開票され、日本共産党が政策協定を結んで推薦し、くらしを守る一致点で保守も含めた幅広い町民が力を合わせて推した、古川道郎氏(58)=無新=が、現職の黒沢正夫氏(62)らを破って初当選、同町初の民主町政が実現しました。
選挙最終盤では、北朝鮮の拉致問題を使った反共攻撃の公明新聞(十一月号外)といっしょに、古川氏へのひぼう・中傷をした出所不明の謀略ビラが町中心部のほぼ全戸に配布されました。こういった卑劣な謀略にうち勝っての勝利です。
古川氏は、町民総参加の町政を呼びかけ、大型公共事業優先から、町民のくらし、経営、福祉優先の町政に変えることを中心に訴えました。
福島県では八番目の民主自治体で、党福島地区内の一市九町では、一年前の福島市にはじまり、一市三町が民主自治体となりました。
開票結果は次の通り。
当古川 道郎58無新 六一二九
黒沢 正夫62無現 五三五九
鈴木 宰51無新 二六〇
(投票率82・29%)