日本共産党

2002年11月10日(日)「しんぶん赤旗」

第40回

赤旗囲碁・将棋大会始まる

草の根から1万2千人 112選手が熱戦


 草の根からの囲碁・将棋ファンの要望にこたえ、囲碁・将棋文化の発展・普及をめざして四十周年を迎えた第四十回しんぶん赤旗全国囲碁・将棋大会(赤旗名人戦。同大会実行委員会主催、日本棋院、関西棋院、日本将棋連盟後援)の全国大会が九日、二日間の日程で東京・豊島区池袋で開幕しました。今大会にはのべ一万二千人が参加。勝ち上がった囲碁・将棋の代表選手各五十二人と招待選手各四人(うち女性三人)の計百十二人が参加しました。

 開会式では、関口孝夫実行委員長・赤旗編集局長があいさつ。

 囲碁審判長の梶原武雄九段は四十回大会の感慨を語り、実力を十分発揮するよう求め、将棋審判長の西村一義九段は「世代を超えて参加できる将棋に理解を示していただいている、しんぶん赤旗を応援し、購読をお願いしたい」とあいさつしました。囲碁の小島高穂九段、将棋の沼春雄六段がルール説明をしました。

 第一日はリーグ戦と決勝トーナメント二回戦を通じ将棋の昨年度優勝者松尾哲也さん(招待)、準優勝の遠藤正樹さん(埼玉)、囲碁の一昨年優勝の湯浅英之さん(東京)が敗退するなど波乱の連続。将棋の早咲誠和さん(大分)、囲碁の昨年優勝の今分善行さん(招待)らがベスト8に進出しました。女性招待選手は新井菜穂子さん(東京)だけがリーグ戦を抜け出ましたが、トーナメント第一戦で惜敗。山田拓自六段らが敗退者と指導対局をおこないました。

 


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