2002年11月6日(水)「しんぶん赤旗」
中東・湾岸諸国の六カ国を歴訪した日本共産党の緒方靖夫参院議員は五日、国会内で倉田寛之参院議長を訪ね、歴訪の概要と経過について報告しました。この中で、イラク問題の平和的解決に向けて得られた成果について報告。倉田議長は「長い旅で、たいへんでしたでしょう。よく回れましたね」とのべ、緒方議員をねぎらいました。吉岡吉典参院議員団長が同席しました。
緒方議員は、歴訪先のヨルダンのアブドルルウーフ・ラワーブデ上院第一副議長(元首相)とカタールのエイッサ・カワーリー諮問評議会議員などから預かった、両国の国会レベルでの交流を活発にすすめていきたいというメッセージを倉田議長に伝えました。倉田議長は「ありがとう」と感謝の言葉をのべました。
倉田議長は、「議員がすすめる外交や議連の外交についても院として、(促進することを)考えているところです」とのべ、参議院ASEAN議員機構(AIPO)対話推進議員連盟をはじめとする議員外交の意義を強調。同議員連盟の顧問を務める吉岡議員と同副会長を務める緒方議員は、「その前進に努力をすすめたい」とこたえました。