2002年11月5日(火)「しんぶん赤旗」
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「泣いたり笑ったり、感動しっぱなし。一体感いっぱいで明日への勇気がわきました」=東京・目黒区から家族で参加した千葉敬子さん(42)。東京・夢の島公園で開かれた第三十八回赤旗まつりは最終日の四日も暖かい日差しに包まれ、三日間でのべ二十万人が参加。中央舞台をしめくくる、杉田二郎さんとばんばひろふみさんのジョイントコンサートでは、会場を埋め尽くした参加者が立ちあがって「戦争を知らない子供たち」を熱唱。反戦平和と日本共産党躍進への思いを一つにしました。
中央舞台のオープニングは「赤旗まつりうたごえ合唱団」による「わが母のうた」などのメドレー。
この日最初の政治プログラムは女性地方議員八人が登場した「地方政治の新しい流れ―日本共産党の女性議員が今輝いています」。住民とともに地方議会を動かしている活動、育児や家庭の悩みなどを伝える率直な発言に涙を流す参加者も。その一人栗原幸子さん(55)は「女性は家庭や子どもの問題など男の人より多くのものをしょっている。でもだから明るいし輝くこともできる。私も原点に返っていっせい地方選挙がんばります」と話していました。
午後は「アジアと世界の平和 日本はどう対応するのか」。小森陽一東大教授、作家の下重暁子さん、筆坂秀世党政策委員長による討論に「はじめてきましたが、活気があって驚きました。話はわかりやすくおもしろかった」=都内から参加した荒川菜穂さん(26)。
昨年に続き夢の島総合体育館で開かれた不破哲三議長による「ふたたび『科学の目』を語る 代々木『資本論』ゼミナール・赤旗まつり教室」。壮大な歴史をつむぐ話に「すごくわかりやすい。大きな将来への展望が開けた気がしました」=東京・葛飾区の小番勇行さん(64)=の声が寄せられました。
二胡奏者、姜建華(ジャンジェンホワ)さんによる演奏は参加者を圧倒。心洗う音色に会場は静まり返りました。
茨城県伊奈町から家族で参加した川村さとみさん(40)はいいました。「すばらしい、あたたかさを感じるまつりでした。このあたたかさを日本と世界に広げれば戦争もなくなりますね」