日本共産党

2002年11月3日(日)「しんぶん赤旗」

不破議長がベトナム共産党
機関紙代表と懇談

赤旗まつり


写真
赤旗まつり会場でニャンザン紙代表グエン・チュン・ドン編集委員と握手を交わす不破哲三議長=2日

 日本共産党の不破哲三議長は二日、赤旗まつり会場でベトナム共産党機関紙ニャンザン代表のグエン・チュン・ドン編集委員・文化文芸部長とあいさつを交わし、懇談しました。

 ドン編集委員は、ベトナム戦争中、前線取材をしていたと自己紹介し、一九六六年不破氏を含む日本共産党代表団が北爆下のベトナムの前線(タインホア)まで激励に訪れたことについて「戦争の中でたいへん勇敢な行為だったと思っています。日本共産党の方々に会うことは自分の家族に会うようです」と感謝の言葉を述べました。

 不破議長は「(六六年の訪問には)深い印象を持っています。ベトナム共産党と日本共産党が立ち入った会談をした最初の機会でした」と両党関係を振り返り、「ベトナムがあの戦争に勝ち抜いた成果は今でも世界を平和と民族独立の方向に動かす大きな力となっています」と語りました。

 不破議長が「ドイモイ(改革)のもとでベトナムが経済的に成功をおさめつつあることをうれしく思います」と話すと、ドン編集委員は「ドイモイは最初の段階の勝利をおさめました。ドイモイを進めつつ共産主義の原則をどう維持していくかが重要な課題だと思っています。特に党と人民の関係が大切です」と語りました。

 ドン編集委員は、赤旗まつりについて「規模の大きさに驚きました。日本共産党が国民と結びつく大事な場であることを実感しました」と感想を語り、不破議長は「時間の許す限り赤旗まつりを見て日本共産党のさまざまな分野をご覧ください」と述べました。

 


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