2002年10月31日(木)「しんぶん赤旗」
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NTTの十一万人リストラで、賃金三割カットの外注子会社への再雇用を拒否し、見せしめのために異職種・遠隔地配転をさせられた通信産業労働組合愛媛支部の高野長蔵(52)、重見幸春(51)=いずれも名古屋支店=、矢野佳久(52)=大阪支店=の三氏が、配置転換命令の無効と損害賠償を求めて三十日、松山地裁に提訴しました。
九月に東京、名古屋など全国五地裁に、二十二人が提訴したのに続くものです。三氏とも三十年以上技術職で勤めながら、配転先では営業職となっています。
妻と実母を残し単身赴任している重見さんは「見せしめ的な配転をさせられた不条理を明らかにしたい」と話し、高野さんは「妻も二十年働いた職場を辞めざるを得なくなりました。こんなことは許されない」。矢野さんは「社会的にこんなことは通用しないんだと訴えていきたい」とのべました。
同支部は同日早朝、NTT愛媛支店前で三人も参加し、裁判への支援を訴えると、出勤する労働者から「がんばってよ」「元気やったか」などの激励が相次ぎました。