2002年10月28日(月)「しんぶん赤旗」
「私たちはアメリカのイラク攻撃に反対します。世界に平和と正義を求めます」――全国革新懇(平和・民主・革新の日本をめざす全国の会)がよびかけたイラク攻撃問題のアピールにたいして、二十七日までに各界五十六氏から賛同が寄せられています。
賛同者には、青木雄二(元漫画家)、池辺晋一郎(作曲家)、岩島久夫(国際政治軍事アナリスト)、大路恵美(女優)、大橋巨泉(文筆業)、小林亜星(作曲家)、ジェームス三木(脚本家)、高木東六(作曲家)、豊田利幸(名古屋大学名誉教授)、中原ひとみ(女優)、羽田澄子(映画監督)、冨士眞奈美(女優)、降旗康男(映画監督)、本多勝一(ジャーナリスト)、三木睦子(三木武夫記念館長)、無着成恭(教育評論家)の各氏らが名をつらねています。
メッセージも多数寄せられています。
湯川れい子さん(音楽評論家)は「国連主導の話し合いを」、海老名香葉子さん(エッセイスト)は「戦争は悲しすぎます」と訴えます。日本政府に対して、山家悠紀夫さん(神戸大学教授)は「国際法違反であることをはっきり指摘し、反対すべきです」、小西和人さん(週刊釣りサンデー会長)も「ここでアメリカにNOといわないと平和憲法が泣く」と強く求めています。増田れい子さん(ジャーナリスト)は「世界中の世論で最悪の戦争を阻止したいです。未来の生命に対する私たちの責任でもあります」とよびかけています。