日本共産党

2002年10月3日(木)「しんぶん赤旗」

新垣医療生協理事長に出馬要請

沖縄知事選で「革新の会」


 沖縄県労連、沖商連、新日本婦人の会、日本共産党県委員会など九団体でつくる「基地をなくし平和とくらし守る革新・民主の沖縄県政をつくる会」(略称・革新沖縄の会、準備会)は二日、十月三十一日告示(十一月十七日投票)の県知事選で革新・民主の無所属候補として沖縄医療生協理事長で歯科医師の新垣繁信氏(60)を擁立することで一致、同日、新垣氏に出馬要請しました。

 「革新沖縄の会」は、小泉政権による社会保障大改悪による国民と県民への犠牲押しつけ、基地容認の稲嶺県政と対決、基地のない沖縄、県民のいのちとくらしを守る革新・民主県政の実現、革新共闘の新たな前進にふさわしい無所属共同候補という選考基準にてらして、新垣氏が最適と判断、擁立を確認しました。

 同日、豊見城市の自宅で出馬要請を受けた新垣氏は、「戦後の沖縄県民の生活、たたかいのなかではぐくまれた私は、本土で学び、一九七六年に沖縄にもどり、医療分野で今日までやってきた」と語り、「みなさんがたの訴えは、私も同じ気持ち。みなさんの思いを重く受けとめて考えたい」とのべ、後日、回答することを表明しました。

 知事選には自民・公明推薦の現職、稲嶺恵一氏(68)、那覇軍港の浦添移設など基地の県内たらい回しを推進し、「革新共闘の役目を終えた」(出馬会見)とする元副知事の吉元政矩氏(65)などが出馬表明しています。

 


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