2002年8月30日(金)「しんぶん赤旗」
日本共産党全国地方議員代表者会議一日目の二十九日午後、全体会議の討論では、冒頭に、長野県の藤沢詮子県議が九月一日投票の長野県知事選挙と県議補欠選挙について、沖縄県の新垣米子県議が同日告示される沖縄いっせい地方選挙と十一月の県知事選挙について、勝利・躍進への決意、支援を訴えました。
両県の地方議員は選挙戦に全力をあげるため、今回の会議には出席していないため、両県議が代表として駆けつけ、訴えました。
藤沢県議は、自民・公明など県議会多数派による知事不信任の可否と田中康夫前知事のもとで始まった県政の流れ推進か後戻りかが問われている知事選・県議補選の情勢を報告し、田中知事の再選と、二つの県議補選の勝利で「長野の夜明けをさらに進め、長野から日本を変えていく高い理想とロマンあふれる仕事に挑戦していきたい」と訴え、大きな拍手をあびました。
新垣県議は、自民・公明の悪政によって、若年層で失業率25%に達する戦後最悪の不況・雇用不安に見舞われている深刻な実態、米軍基地容認の国政・県政のもとで米軍の事件・事故が増えている現状などを語り、「いのちと暮らしを守る党の値打ちを訴え、二十七市町村四十人の党候補の全員当選と、革新共闘の再構築による知事選勝利に全力を尽くしたい」と力強く表明しました。