2002年8月7日(水)「しんぶん赤旗」
日本共産党の瀬古由起子衆院議員と同党静岡県委員会の代表は五日、静岡県浜松市の浜松医科大学を訪れ、国立大学を解体する独立行政法人化問題などで、寺尾俊彦学長、市山新副学長らと懇談しました。
瀬古議員のほか、平賀高成前衆院議員、岩附幸雄県副委員長、花井征二県議団長らが出席しました。
瀬古議員は、大学改革にかんする党の提案を手渡し、学術・教育を台なしにする政府がすすめる「改革」路線ではなく、国民の立場にたった改革こそ必要ではないかと語りました。
寺尾学長は「おっしゃるとおり。(独立行政法人化には)不安を持ちながら対応せざるをえない」と表明。「がんばってください。期待しています」とのべました。
寺尾氏は、独立行政法人化について、運営交付金が削減されることへの不安、教育と研究が分離されることへの懸念を語りました。
静岡大学との統合問題、地域との連携などについても、お互いに率直な意見を交換しました。