2002年7月28日(日)「しんぶん赤旗」
日本共産党の石井郁子副委員長・衆院議員は二十六日、国立大学法人化問題の実情調査のため、九州大学(福岡市)を訪れ、梶山千里総長と懇談しました。日本共産党からは、林紀子参院議員(代理)、高瀬菜穂子県議らが同席。九大からは、三人の副学長と事務局長も同席しました。
石井議員は、日本共産党の大学改革にかんする考え方を説明しました。
梶山総長は「国立大学が法人化になったらどうなるか、はっきりせず、99%が闇の中です。九大としての改革をすすめ、法人化に対応することになる」と語りました。
また、非常勤職員を含む職員の非公務員化については、「大学にとって必要な職員を配置している。法人化によってただちに必要でなくなるということにはならない」と言及しました。