2002年6月19日(水)「しんぶん赤旗」
与党三党の国会対策委員長は十八日、野党各党に対し、十九日に会期末をむかえる国会を四十二日間延長するとともに、医療改悪法案を二十日の衆院本会議で採決することを提案しました。
日本共産党は穀田恵二国会対策委員長が応対し、会期延長には反対だと明言。医療改悪法案は厚生労働委員会へ差し戻し、中央公聴会を実施するとともに、首相出席の質疑もおこなうべきだとのべ、二十日の本会議採決にも反対の考えを示しました。
夕方から開かれた衆院議院運営委員会理事会で、十九日に本会議を開催し、鈴木宗男衆院議員の逮捕許諾と会期延長の議決をおこなうことが決まりました。日本共産党の児玉健次議員は会期延長の議決を行うことには反対しました。