2002年3月29日(金)「しんぶん赤旗」
【南京(中国江蘇省)28日菊池敏也】日・中・韓三カ国の学者・研究者が集い、歴史認識と教科書問題を討論する「歴史認識と東アジア平和フォーラム」が二十八日、南京国際会議センターで三日間の日程で開幕しました。
「日本の教科書における歴史問題」を主題とした同フォーラムは、日・中・韓の六つの学術・市民団体が主催し、各国から学者・研究者をはじめ百数十人が出席しました。
午前の開幕式では、南京大虐殺記念館(侵華日軍南京大〓殺遇難同胞記念館)の朱成山館長が同フォーラムの開催にいたる経過を報告し、日本代表団団長の荒井信一氏(茨城大名誉教授、日本の戦争責任資料センター代表)をはじめ三カ国の代表がそれぞれあいさつ。
この後の全体会議では、日本の歴史教科書問題の史的研究、日本の教科書の史実わい曲にかんする研究などのテーマのもと、各国の発言者が研究発表をおこない、討論が進められました。
同フォーラムには、日本共産党の緒方靖夫参議院議員(党国際局長)が特別ゲストとして招かれ、各国の出席者と交流しています。
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