2002年2月15日(金)「しんぶん赤旗」
日本共産党の小沢和秋、大森猛、塩川鉄也の各衆院議員は十四日、雪印食品がパート・アルバイト労働者の大量解雇を打ち出している問題で、さいたま市の埼玉労働局から、現状と対応策について調査を行いました。木島日出夫衆院議員秘書、高原美佐子埼玉県議団長らが同行しました。
労働局からは、渡辺武士職業安定部長らが応対。同部長は、埼玉県労働商工部長と一緒に十四日、雪印食品関東工場(同県春日部市)に▽雇用の維持・安定についての配慮▽解雇される労働者の再就職のための努力▽労働基準関係法令の順守―を求める要請書を、同工場長に直接手渡したことを報告し、「希望退職などの段階を踏まず、突然一方的に解雇を申し渡すことは世間的にもおかしいことだ、と工場長に厳しく指導してきた」とのべました。
雇用保険の問題で党議員団が、「本来雇用保険に入るべきパート労働者が入ってなかったために、失業保険給付などを受けられないとすれば問題だ。実態をしっかりチェックし、必要であればさかのぼって加入の手続きを会社に取らせるべきだ」と申し入れたのに対し、労働局は「そうさせる」と回答しました。
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