2002年1月15日(火)「しんぶん赤旗」
日本共産党中央委員会と民青同盟中央委員会は十四日午前、東京・JR渋谷駅前で「成人の日」街頭演説を行い、日本共産党の緒方靖夫、小泉親司両参院議員、民青同盟の原俊史副委員長らが新成人に訴えました。
初めに、二人の新成人が「二十一世紀、人間が人間として大事にされる社会を築いていきたい」(男性)、「国民こそ政治を変える力だという立場を貫いている共産党の存在が心の希望」(女性)と抱負を語りました。
民青同盟の原氏は「いま青年の失業率は10%に達し、60%を超える若者が二十一世紀に希望が持てないと答えている」が「この厳しい現実に立ち向かい、政治と社会を変えるために一緒に考え行動しよう」と呼びかけました。
小泉氏は、青年の雇用問題に触れ「日本でもドイツやイギリス並みの青年の失業対策を政府にとらせることは可能。また、サービス残業押し付けなどの企業による不法行為をやめさせるために、力を合わせてたたかおう」と訴えました。
緒方氏は、「世界の趨勢(すうせい)である十八歳選挙権の実現を成人の日に改めて訴える」としたあと、百五十二万人の新成人に向け「世界で若者たちがジョン・レノンのイマジンを歌いこだまさせている。反テロを看板にした無法な戦争の拡大を許さず、平和をつくるたたかいへの参加を」と呼びかけました。
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